お相手選びの職業講座「公認会計士」ってどんな仕事?

公認会計士という資格は、日本だけでなく世界中約120ヵ国で経済界の最高位の資格と位置づけられています。日本国内では、司法試験(弁護士・裁判官)、不動産鑑定士と並んで、文系三大国家資格と言われ、難関資格の一つとされています。

公認会計士の主な仕事は、独占排他的業務です。つまり公認会計士にしかできない仕事である「監査証明」を、企業・学校法人、公益法人・各種団体など幅広い業界業種に対して、中立的な独立した立場から監査意見を表明し、組織の財務状況の信頼性をエビデンスと事実を基に担保します。

監査には、法定監査と法定監査以外の監査があり、法令等の規定に沿って、<金融商品取引法に基づく監査>、<会社法に基づく監査>、<保険相互会社>の監査、<投資法人>の監査などを行なっていきます。所属する組織によって、その他にも、会計、税務、コンサルティングなど、幅広いビジネスフィールドで活躍されています。

公認会計士の年収は ?

公認会計士の全国での平均年収は、直近の調査(厚労省賃金構造基本統計調査2017〜2019年)平均で約992万くらいと言われています。その方のスキルや勤務先、公認会計士の取得年令によってかなり大きく違う事も事実です。

監査法人等では、明確な昇進・昇給フローが確立されており、一般的に入職1〜3年程度のスタッフ(600万)、4〜7年程度のシニアスタッフ(800万)、8〜10年程度のマネージャー(1,000万)、11年目を超えてシニアマネージャー、パートナークラス(1,200万〜1,500万)と、段階的に確実に昇進・昇給していきますが、公認会計士の国家資格を早く取得した方が有利に活躍できるプロフェッショナルの世界のようです。

当社会員様の傾向としましては、<20代 600万~>・<30代前半で1,000万前後>・<35才以上は1,100万~>の会員様が多く活動されています。

学歴と出身大学の傾向

大学別合格ランキングをみると、関東圏は圧倒的に慶応義塾大学・早稲田大学が多く、次いで中央大学・明治大学と続きます。関西では、立命館大学など地域の傾向もあるようです。

東京大学や京都大学など有名国立大出身者も多く合格者を輩出していますが、公認会計士や司法試験に特化した強みのある大学が、多くの合格者を輩出している傾向にあるようです。

公認会計士の活躍フィールド

公認会計士の代表的な就職先は圧倒的に監査法人です。公認会計士資格取得者の約9割は、まず監査法人に就職し、監査業務に携わりながらキャリアを積む事で、より有利に転職・独立できる事が最大の強みです。

独立して公認会計士事務所を開設する者。税理士法人や経営コンサルティング会社に転職する者。大手メーカーや金融機関に転職して、社内会計士として活躍する者。事業再生や国際的なコンサルティングファーム等、活躍の場は大きく広がっています。

また、併せて米国公認会計士(USCPA)や海外でのMBAをダブルで取得する事で、海外を舞台にグローバルに活躍される方もいらっしゃいます。外資系等の有名企業にヘッドハンティングされる会計士も多いようです。

公認会計士との婚活

公認会計士との婚活を考える際、お相手の年令と立位置をしっかり見ていく事が大切です。20代・30代は、監査法人勤務の方が多く、30代後半から40代・50代と働くフィールドが違ってきます。会計士は転職が容易で、かつ年収1,000万程度の収入を確保できる事から、「安定」と「ステータス」の両面から女性に人気の高い職業と言えます。

女性の方へ : 公認会計士の男性は、「公の利益を保護代弁する」という職業性故に、冷静沈着な方が多く、その職能と職責を理解する事が大切です。一見クールに見えるかもしれませんが、膨大な数字と目まぐるしい職務環境の中で、常に冷静に感情をコントロールしながら、お仕事への強い信念と透明性の高い職務を遂行されています。

お仕事への理解が、先ずは仲良くなる第一歩のように感じます。出会い・お見合いから交際へと繋げていく過程の中で、しっかりと関係を作っていく事が大切です。

男性の方へ : 公認会計士の会員様は多数在籍されており、お見合い率、成婚率ともにほぼ100%に近い人気の職業です。それゆえに、お相手の条件や好み、相性等のご自身の気持ちをしっかりと整理・認識する事で、短期間での成婚も可能です。

決算期等の繁忙期にせっかくの出会いが疎遠になっていくケースも見られます。お仕事と婚活の両立はたいへんですが、効率的に確実に出会い、交際に繋げていく事が大切です。担当のコンサルタント(カウンセラー)と密に相談しながら、幸せな結婚生活を手に入れて下さい。

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